自律神経失調症は治療で改善出来る病気|適切治療が改善のキモ

手を広げる女性

現代の人々が悩む病気

女の人

自律神経がバランスを崩す

人間は、緊張状態にあるときなどは交感神経優位な状態に、リラックスしている時などは副交感神経が優位な状態に、このふたつを行ったり来たりしています。この交感神経と副交感神経のふたつをあわせて「自律神経」と呼んでいます。この自律神経が普段の生活の中で、呼吸や代謝・消化など人間にとって重要なものをコントロールしているのです。ではその「自律神経」が「調子を失う」、「自律神経失調症」とはどんな病気なのでしょうか。自律神経失調症にはこれと言って決まった病態、つまり病気の様子があるわけではありません。自律神経のバランスが崩れたことが原因で起きるとされる、めまいや冷や汗・動悸などの症状が、その原因が明確にならないときに用いられる病名が自律神経失調症なのです。それらの多くはストレスが原因で起こっている場合が多く、ストレス社会の現代ではさらにその患者数が増えていくことが懸念されています。

それぞれにあった方法を

自律神経失調症の治療は、一般的には内科ではなく心療内科や精神科で行われています。具体的な治療方法は、抗不安薬やホルモン剤を用いた薬物療法、睡眠の周期を整えるための行動療法などです。最近では体内時計を正すために強い光をあてる・見るといった治療もあります。そういった西洋医学でのアプローチで改善がみられないときには、鍼灸やマッサージ、カウンセリングなどが効果を上げる場合もあります。成長期に起こる一時的な症状の場合は積極的な投薬治療を避け、自然治癒を待つといった方法がとられることも多いです。患者自らが疲労回復やストレス緩和に有効とされる自律訓練法を用い改善させるというケースもあります。一方では漢方薬による治療にも注目が集まっています。最近では、サプリメントで症状を改善できた人もいると話題になっています。